中四国地域連携軸構想

世界へ羽ばたく広域交流圏を目指して

中四国地域連携軸構想のねらい

島根・広島・愛媛・高知の4県を対象とし、日本海から瀬戸内海を経て太平洋まで南北に横断する中四国地域連携軸は、日本海国土軸、西日本国土軸、太平洋新国土軸の3つの国土軸を連結することにより、それぞれの国土軸が有する機能を高めるとともに、多軸型国土の形成に資するものです。

また、当連携軸は、この地域内の各都市圏が有する諸機能の高質化及び中国山地、四国山地に広がる中山間地域、瀬戸内海などの島しょ部の有する資源や特性の活用等を図りつつ、産業や生活・文化などの様々な分野において重層的な連携(ネットワーク)を構築することにより、高い発展可能性と選択可能性が確保された一体感のある自立的な交流圏の形成をねらいとしています。

さらには、各都市圏の地理的特性を生かした港湾、空港等の整備とそのネットワーク化や、研究開発等における交流・連携の促進により、世界レベルでの地域間競争に対応できる国際交流圏の形成を目指しています。中四国セントラルルート地域連携軸推進協議会は、本構想を推進していくため、平成8年に設立されました。